この道場での経験は「味への追及」を更に深めないといけないと自覚させられました。
79期生 石井さん
実際に道場へ来て改めてラーメン基本・スープ作り・タレ作りを教われた事は本当によかったです。
出身が九州なので元々慣れ親しんだ博多ラーメンが自分の原点にあり、特にこちらで食べたラーメンの麺の硬さや味の違いには驚きました。
道場に来て自分で作るスープやタレの変化に毎日新しい発見があります。
今後も自分で納得のいくスープ作り・タレ作りをし続けてゆきます。
自分の原点である「とんこつラーメンを極めたい」その気持ちに変化はなく
道場に来てからもっと濃いとんこつラーメンを作りたいと思うようになりました。
さらに毎日のスープ作りの過程で清湯ベースの透明感に次第に興味を持ちはじめ 自分でも透き通ったスープ作りもしたいなと思うようになってきました。
道場での学習は自分の夢や理想を更に高めてくれる場所で「キレのある塩ラーメン作りがしたい」「塩ダレに納得したらお店も出したい」「実際に作った台湾まぜそばはおいしかったしメニューにしたい」「新たな創作で抹茶汐ラーメンにもチャレンジしたい」「塩ベースなら漁師潮ラーメンもいいな」と常にワクワクしながらの体験になりました。
講義の思い出も骨からスープを炊き始めるその方法が最も印象強く 清湯スープの火加減はあまりにも繊細なので驚きました。
スープの濃度や決め細かさは各部位により炊く時間をしっかり計算して行っていると教えてもらい それを実体験できる場に立ち会えた事は今後の貴重な経験になりました。
正直 道場とは言ってもマニュアルに沿って淡々と料理をするだけ・・・と甘く考えていました。
この道場での経験は「味への追及」を更に深めないといけないと自覚させられました。
それだけ濃い経験をさせてもらったと思っています。
調理の事だけではなく自分が描いていた設備投資に対しての金銭のずれや 次の一歩を踏み出すための自信のなさが浮き彫りになり すべてを改め考えさせられる貴重な時間となりました。
すべてもう一回やり直しです。
何も知らないまま「ラーメン屋をやる」「お店を出す」となっていた場合どうなっていたか。。。
道場で学んだことが「本当に生きる知識」になると実感させられました。
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